トルコリラが暴落するたびに「もう終わり」「ロスカットされた」という話をSNSでよく見かけます。気持ちはわかります。私も2025年に70万円のロスカットを経験しました。
それでも今も227万通貨を継続保有してスワップを受け取り続けています。この記事では実際に痛い目を見た経験をもとに、暴落時の考え方と対策を書きます。
この記事でわかること
・トルコリラが暴落する理由
・70万円ロスカットされた実体験
・暴落時にやってはいけないこと
・現在の運用方針
結論:暴落は「前提」として運用する
- 暴落は起きます。トルコリラの長期チャートを見れば明白で変わらない前提です
- 暴落のたびに狼狽売りしていたら勝てません。スワップ運用はそもそも長期戦。短期の値動きで売り買いするのはそもそもゲームのルールが違います
- 証拠金管理が最重要です。ロスカットを防ぐ唯一の手段は証拠金を厚く積むことです
- 私は現在227万通貨を継続保有中。暴落があっても手放していません。その理由をこの記事で説明します
トルコリラはなぜ暴落するのか?
「また下がった」で終わらせず、原因を知っておくと暴落時に冷静でいられます。
インフレ問題
トルコは慢性的な高インフレに悩まされています。2022〜2023年には年間インフレ率が80%を超え、通貨価値が実質的に目減りし続けました。インフレが続く限りリラは構造的に安くなりやすい通貨です。高スワップはその裏返しでもあります。
政治リスク
エルドアン政権による中央銀行への介入、総選挙、地政学的な緊張など、政治ニュースがリラに即座に影響します。予測が難しく、突発的な暴落が起きやすい通貨です。実際に私のロスカットも政治ニュースが引き金でした。
中央銀行の政策
本来なら利上げでインフレを抑えるべきところ、政権の圧力で利下げを強行した時期がありました。これが市場の信頼を失いリラ急落を招きました。2023年以降は利上げ路線に戻り、スワップが高水準になっている背景でもあります。
私は実際に70万円ロスカットされた
実際の体験を正直に書きます。
ロスカットされた時の状況
2025年3月、トルコで大規模な反政府デモが発生してリラが急落しました。証拠金が不足してロスカットが執行。損失は約70万円。朝起きたらポジションが消えていました。
ロスカットされたときの約定履歴↓↓

当時の保有数量
当時は205万通貨前後を保有していました。問題はポジション数量ではなく証拠金の積み方でした。必要証拠金に対して余裕が薄くギリギリのところでロスカットを喰らいそのあと大きく戻していくいつものやつです。
今振り返ると反省点は何か
当時はレバレッジ8〜12倍程度でした。今の私のルールは2〜3倍。このルールがあればあの時のロスカットは防げていたと思います。授業料70万円は高かったですが、学んだことは本物でした。
ロスカットの詳細は別記事に書いています:トルコリラ70万円ロスカット体験記
暴落時にやってはいけないこと
ナンピンしすぎる
「下がったから買い増す」という発想自体は悪くありません。問題はルールなしにナンピンを繰り返すことです。下がるたびに買い増していくと証拠金がどんどん圧迫されます。さらに下がれば全滅します。ナンピンするなら「ここまで下がったら◯万通貨買い増す」というルールを事前に決めておくことが必須です。
フルレバ運用
これは初心者やトルコリラの性格がわかっていない時にやりがちですが証拠金ギリギリまでポジションを積む運用は、暴落一発でゲームオーバーになる。スワップ運用は長期戦。数年単位で耐えられる設計でなければ意味がない。トルコリラでフルレバはダメ・絶対。
私が現在やっている暴落対策
70万円の授業料を払って学んだことを、今の運用に全部反映させています。
レバレッジは2-3倍まで。そのぐらいの証拠金を維持する
これが一番大事なルール。これだけでロスカットラインが大幅に遠くなり、よほどの暴落でなければ耐えられる。
私の場合現在227万通貨保有で口座には266万円入っててこれでレバ3.3倍ぐらい。これでもレバ高い方なので万全を期すなら300万以上は欲しいところ。
毎月の入金ルール
今のところ入金はしないてスワップが積みあがって証拠金が増えていくのを放置している状態。お金に余裕がある人は入金してもいいと思うけど余裕ある人はトルコリラやらないか(笑)
227万通貨運用の考え方
227万通貨というのは、今の証拠金レベルだとわたしにとってちょうどいいバランスです。
これ以上だと暴落におびえてストレス溜まるし常にポジションが気になって仕方ない。
200万通貨ぐらいならある程度頭から離して放置できる精神状態です。
大切なのは通貨数の多さではなく、その通貨数に見合った証拠金があるかどうかです。
どこまで下がったら買い増すか
私のルールはシンプルで、証拠金に余裕がある状態でのみ買い増します。「下がったから買い増す」ではなく「証拠金に余裕があって、かつ下がっている時に買い増す」です。感情ではなく数字が基準。暴落中に証拠金が足りない状態では絶対に買い増しません。
トルコリラがさらに暴落したらどうする?
本音を書きます。読者が一番知りたいのはここだと思うので。
現在のトルコリラ円レートが3円台後半〜4円台で推移している中、3円割れや2円台になったらどうするか。
3円割れの場合:正直、かなり厳しい状況になります。含み損は大幅に拡大します。
100万通貨ぐらいは買い増す予定です。
スワップ収入は継続して入るため、長期で見れば耐えられると思っています。
2円台の場合:ここまで来ると「スワップで取り返せる期間」が非常に長くなります。それでも運用をやめないのは、スワップが継続して入金されている限り「時間が解決する可能性がある」と考えているからです。楽観的すぎると思われるかもしれませんが、「暴落が前提」として最初から設計しているので、暴落が来ても想定内です。
よくある質問
Q. 暴落したら終わり?
A. 証拠金が足りずロスカットされれば「その時点では終わり」です。ただし証拠金を厚く積んでいれば、暴落はポジションを継続するチャンスにもなります。終わりになるかどうかは通貨ではなく証拠金管理で決まります。
Q. スワップで取り返せる?
A. 時間がかかりますが、取り返せます。私自身、70万円のロスカット損失はその後のスワップ収入で回収できています。ただし「必ず取り返せる」とは言えません。スワップレートが大きく下がったり、さらなる暴落が来る可能性は常にあります。
Q. 今から始めても遅い?
A. 遅くはありませんが、「底値を当てよう」という発想はやめた方がいいです。少額から始めて証拠金管理のルールを体で覚えることが最優先です。まずSBI FXトレードなら1通貨から試せます。
まとめ
- トルコリラの暴落は必ず起きます。これは前提として受け入れましょう
- 私自身、70万円のロスカットを経験しました。原因は証拠金管理の甘さでした
- それでも運用を継続中です。レバを2〜3倍に抑えるルールを徹底しています
- 暴落時に大事なのは証拠金管理と感情のコントロールです。これだけで生き残れる確率が大きく変わります
どのFX会社でトルコリラ円を運用するかも重要です。スワップ水準・証拠金率・信託保全をまとめた比較記事はこちら:トルコリラ円スワップポイント比較【2026年版】おすすめFX会社ランキング
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